一年経って…


4月は、好きな月でした。




ポカポカ暖かい春で、
桜や花が咲く季節だし、
新たな気持ちになるし、
自分の誕生日もあるし。



でも、昨年
愛するこめたが、
4月に旅立ってからは、
この月を迎えるのが怖くなりました。



それでも月日は当たり前に過ぎ、
4月は訪れ、
命日もやって来ます。



この週末、15、16日がそれでした。








15日の夜中に旅立ったから、

15から16日を命日だと思って、

その時間を大切に、

そしてなるだけ

心穏やかに過ごせるようにしました。




あれからもう一年経ったのが不思議です。






こめたとの別れのあと、

通っていた病院を変え、
こめたと過ごした景色を思い出すのが辛くて、
なるだけ通らないようにした道があったり、
行かないようにしていた場所があったのですが…








それでも、一年を迎えるにあたり、

そんな道や場所にも行ってみました。




分かってはいたけど、

やっぱりまだまだ悲しかったし、

余裕で涙も出てしまい…




***




昨年は、こめたが旅立ったあと

仕事の予定もたくさんあったし、

直近のものだけキャンセルや予定変更をお願いして、

それ以外はどんどんこなしていました。




その方が、いいと思って。




こめたを思い出して泣き始めたら、

ずっと抜け出せないだろうと思ったし、

忙しくすることで考えなくていいようにしようと。




記念日のお祝いをしたり、

旅行にも出掛けました。




でも、それは、

結局その場しのぎでしかなかったようで…




どんなに忙しくしても、

楽しい予定を詰め込んでも、

こめたが居ないことを忘れることはできませんでした。









春…

屋上で、のんびり過ごした時間も






あみこと二人、

ごはんを待つ姿も







寝ぼけ眼でシャッター音を嫌がる顔も









キャリーバッグが大好きで出てこない姿も









キョトンとした顔で

私のそばを離れなかったことも









あとから家族になったあみこに

いつも譲ってあげる優しいこめた。







そんなこめたは、そっちの世界で、

楽しく元気に過ごしていると思っています。




そちらは、いつもあったかくて、

心臓を気にせず元気に走り回れてて、

ワンコのお友だちとも仲良くできてて、

先に旅立ってた祖父母や父に可愛がってもらって、

体重やアレルギーを気にせず

美味しいものをお腹いっぱい食べて、

幸せに過ごしていると

いつもそうイメージしているから

きっと私がそこに居なくても大丈夫かな。







まだまだこんな泣き言をブログに書いてしまう

ダメダメな私だけど、

こめたに心配を掛けないように

元気に過ごして行くからね。




ずっと、

旅立つ前の頃の写真を見ることもできなかったけど、

一年経って、

こうして写真を見られたり、

ブログを書けるだけ、少しは癒えているのかも。




いつか泣かないで

こめたのことを思い出せる日が来るかな。




それまでは、無理せず、

こめたを思い出し、

泣きたいときは泣いて、

時間に任せたいと思います。




命日には、なんて言葉を掛けたらいいのだろう…

やっぱり

「こめた、愛してるよ」しか浮かばない。






朝から感傷的な記事にお付き合いいただき、

ありがとうございました。


今週も1週間元気に過ごしましょう。


Thank you for visiting my blog today.